読み方
めたい[metai]
意味
漫画やアニメ、小説などにおける登場人物が、作者や読者しか知りえない情報に関して発言すること。
または作者や読者の目線で発言すること。
語源
「メタい」の語源は古代ギリシャ語の「メタ」という言葉です。
「メタ」は「~を超越した」などを意味する言葉で、作中の登場人物が物語の世界感を超越して作者や読者に発言する手法のことを指します。
「メタい」発言の具体例として、漫画の作中で登場人物が「来週は作者の都合で休載させていただきます」と発言したり、アニメのキャラクターが「テレビの前のみんなはどう思いますか?」と発言したりすることなどがあげられるでしょう。
この「メタい」発言を取り入れることにより、視聴者に「この話は架空のものである」ということを強く意識させることができるのです。
また、キャラクターを使って直に語りかけられるので、視聴者に新鮮さや親近感を覚えさせるというメリットも発生します。
このような「メタい」発言自体のことを「メタ語」と呼び、視聴者を引き付ける有効な手法として、最近でも多くの作品に取り入れられているのです。
「メタい」が流行った時期
2016年〜
「メタい」の使い方
あの漫画の今週掲載分、もう見た?
見た見た!そこで終わっちゃうのって感じだったよね
本当にそう。最後に『ページの関係で今週はここまでしか見せられなかった』とかって
来週が楽しみだね
「メタい」の例文
- アニメで『テレビの前のみんなも考えてみよう』と
メタい 発言をするキャラクターの声を聞き、息子が頭をひねって考え込んでいる メタい 発言が多い漫画は、いまいち世界観に入り込めない気がして苦手だ- キャラクターに
メタい 発言をさせる手法は、古くから小説などでも取り入れられてきた