【造語】「マタハラ」の意味と例文

読み方

またはら[matahara]

意味

特に職場などにおいて、妊婦、出産、育児に関しておこなわれる嫌がらせのこと。
マタニティハラスメントの略語。

語源

「マタハラ」は「母性」や「妊娠中の」という意味を持つ「マタニティ」と「嫌がらせ」を意味する「ハラスメント」を組合わせて作られた「マタニティハラスメント」の略語です。
特に職場などにおいて、妊婦、出産、育児に関しておこなわれる嫌がらせを指す言葉として使われています。
典型的な「マタハラ」の例として、身体を気遣って仕事量を少なめに調整したり、早めに帰宅する妊婦に対して「妊婦だからって特別扱いされてズルい」「妊婦って何様なの?」などとハラスメント的な発言をすることなどがあげられます。

他にも育児休暇を取得した人に対して嫌がらせをおこなうことも「マタハラ」に該当します。
最近ではこの「マタハラ」を防止するための措置が企業に求められており、それに合わせて誰もが働きやすい職場環境づくりに力を入れる企業が増えてきています。

「マタハラ」が流行った時期

2014年〜

「マタハラ」の使い方

育児休暇を申請しようとしたら、上司から嫌味みたいなこと言われちゃった…

それ本当?完全にマタハラじゃん。絶対社内の誰かに相談した方がいいよ

そうだよね。申し訳ない気持ちはあるんだけど、子どもも大切だから

申し訳なく思う必要ないって。マタハラする上司なんて最低だよ

「マタハラ」の例文

  1. 同僚が上司からマタハラされたという話を聞き、思わず腹が立ってしまった
  2. 何気ない一言がマタハラ扱いされることもあるので、普段から発言に気を付ける習慣をつけることが重要だ
  3. 妊娠や育児に関する知識を共有しあうことが、マタハラを予防するためにとても有効だと思う
  4. 出産や育児の大変さは身に染みて理解しているので、マタハラだけは絶対にしない
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