【造語】「病み加工」の意味と例文

読み方

やみかこう[yamikakou]

意味

写真や画像に、故意に暗めのフィルターやエフェクトを加えて、悲しげで暗い雰囲気を出す加工のこと。特にSNSで自分の内面的な苦悩やメランコリックな感情を表現する際に使用されるスタイルです。一部では流行の加工として捉えられているが、過度に「病んでいる」感じを出すことから、ややネガティブな印象を受けることもあります。

語源

「病み加工」は「病む」(精神的に苦しむ、悲しむといった意味)と「加工」(画像などに手を加えること)の合成語です。SNSの普及により、自分の感情を表現する方法としてこのような加工が流行し、特に若者の間で広がりました。

「病み加工」が流行った時期

2010年代半ば〜

「病み加工」の使い方

最近、インスタの写真、全部病み加工っぽくない?

ああ、ちょっと心が落ち着かなくてね。その加工が自分の気持ちに合ってるんだ

大丈夫?何かあったら話聞くよ

「病み加工」の例文

  1. 彼女は失恋の痛手から立ち直れずに、SNSの自撮り写真を病み加工して投稿することが多くなった
  2. 病み加工された画像は見る人によっては不快感を与えかねないので、投稿する際は配慮が必要だ
  3. 友人が投稿した病み加工の写真を見て心配になり、すぐに連絡をとって元気を確認した
  4. 彼はアーティスティックな表現として病み加工を用いるが、それが意外に多くのフォロワーに支持された
おすすめの記事