【造語】「蛙化現象」の意味と例文

読み方

かえるかげんしょう[kaerukagenshou]

意味

元々好意を持っていた相手に対し、その人からの好意が明確になった途端、嫌悪感を抱くようになる心理現象。また、2020年代には「交際相手の嫌な面を見て幻滅する」という意味で使われることもあり、特にZ世代に共感を呼んでいる。

語源

「蛙化現象」は、グリム童話『かえるの王さま』から着想を得て名付けられた。この現象は2004年の藤澤による報告で名前がつけられ、以降、インターネット上で広く認知されるようになった。

「蛙化現象」が流行った時期

2020年〜

「蛙化現象」の使い方

最近、好きだった人からの告白を受けて、なんだか急にその人のことが気にならなくなっちゃったんだよね

ああ、それってもしかして「蛙化現象」かもしれないね。急に興味を失うっていうやつ

そうなのかも…。でもなんでだろう?

うーん、自分に対する好意が明確になると、急にリアルになってしまうからかもしれないね

「蛙化現象」の例文

  1. 彼に告白されてからというもの、不思議と蛙化現象を体験してしまい、以前のようなときめきを感じなくなった
  2. 彼女は彼の小さな欠点を見つけるたびに蛙化現象を繰り返し、交際が長続きしない
  3. 交際を始めて数ヶ月、彼の生活態度に幻滅して蛙化現象に陥り、別れを決意した
  4. SNSで完璧すぎる彼のプロフィールを見ていたが、現実は違っていて、蛙化現象を感じてしまった
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