【造語】「ほかる」の意味と例文

読み方

ほかる[hokaru]

意味

お風呂に入ること。
お風呂に入ると体がほかほかと暖まることに由来するネット用語である。

語源

「ほかる」はお風呂に入ることを意味する若者言葉です。
お風呂に入ると体がほかほかと暖まることに由来して使われるようになった造語で、元々はオンラインゲーマーたちが使い始めたというのが一般的に有力な説とされています。
お風呂に入る為に途中離脱する際、ゲーマーたちは仲間に「ほかってくる」とコメントすることが多く、これがネットスラングとして定着していったのです。

「ほかる」を活用した言葉として「行ってきます」と「ほかる」を組み合わせた「ほかてき」や「ただいま」と「ほかる」を組み合わせた「ほかいま」などの新しい言葉も生み出されています。
他にも長風呂でのぼせ気味になってしまった時に「ほかり過ぎた」など、たくさんの活用方法があるのが「ほかる」という言葉の特徴。
ですが、日本の中には「捨てる」という意味の方言で「ほかる」とか「ほかす」という言葉が根付いている地域もありますので、使用する際には意味の齟齬が起きていないか確かめながら使用するようにしましょう。

「ほかる」が流行った時期

2015年〜

「ほかる」の使い方

やば、もうこんな時間じゃん。ゲーム熱中しすぎたな

本当だ。そろそろほかってこようかな

ほかてら。俺も明日早いしほかってくるよ

「ほかる」の例文

  1. ゲーム友達がほかりに行ってしまったので、ぼくも休憩することにした
  2. 大学の友達からほかりに行こうと誘われ、近所のスーパー銭湯に向かった
  3. 防水性能の付いたスマホを使い、ほかりながら映画鑑賞をした
  4. ほかった後にビールを飲む時間を楽しみにしながら、仕事に汗を流した
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