【造語】「ニキ/ネキ」の意味と例文

読み方

にき[niki]/ねき[neki]

意味

「ニキ」はネットスラングで、「兄貴」から派生した言葉であり、頼りになる男性のユーザーを親しみや敬意を込めて指す際に使用されます。一方、「ネキ」は「姉貴」から派生し、同様に頼りになる女性ユーザーを指すために使われます。このスラングは、好意的な意味合いで使われることが多いですが、時には傲慢な態度を取る人物や自慢話をする人を皮肉る表現としても用いられることがあります。

語源

「ニキ」は、もともと元プロ野球選手の金本知憲さんの愛称「アニキ」が、インターネットの掲示板2ちゃんねる(現5ちゃんねる)のなんでも実況J(なんJ)板で変化したものです。彼の姿勢やキャラクターが多くのファンに影響を与え、「ニキ」という形で広まりました。

「ニキ/ネキ」が流行った時期

2000年代後半〜

「ニキ/ネキ」の使い方

最近、仕事でめっちゃ助けてもらってる先輩がいるんだよ

へえ、そうなんだ。すごいじゃん

うん、まさに「仕事ニキ」だよ。頼もしくて困ったときはいつも相談に乗ってくれるんだ

「ニキ/ネキ」の例文

  1. 新入社員の彼はすぐに皆から信頼され、「新人ニキ」と呼ばれるようになった
  2. ゲーム内でチームを何度も勝利に導いてくれる彼女は「戦略ネキ」としてみんなから敬われている
  3. 掲示板で知識を惜しみなく共有するあのユーザーは、私たちにとって真の「知識ニキ」だ
  4. 自慢話が過ぎるあの人は、裏で「自慢ニキ」と冷やかされているらしい
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