【造語】「認知厨」の意味と例文

読み方

にんちちゅう[ninntityu]

意味

推しに自分の存在を認知させるため、目立つ行動や奇をてらった行動をとるファンの呼び名。
比較的悪目立ちしているファンに対して、少々ネガティブなニュアンスで使われることが多い言葉。

語源

「認知厨」は自分の存在を知らせるという意味の「認知」という言葉と、イタい言動を取る相手に使われるネットスラング「厨」を組み合わせて作られた造語です。
特にネットでは、推しに対して自分の存在を認知させようと目立った行動をとるファンのことを、やや批判的なニュアンスで「認知厨」と表します。

「認知厨」の代表的な行動として、握手会などのイベントに何度も通い、顔と名前を憶えてもらおうとすることがあげられます。
最近ではSNSのライブ配信などでコメントを連投したり、高額な有料ギフトを送ったりするファンに対しても「認知厨」という言葉が使われることも多くなってきました。
「認知厨」と呼ばれるファンの特徴として、自分の存在を認知してもらおうとするあまり、他のファンに対する配慮がおろそかになってしまうという点があげられます。
たくさんのファンの1人ではなく、個人として認識してもらいたいという気持ちはわからなくもないですが、他のファンや推しの迷惑にならないよう、節度を守った応援を心がけるとよいでしょう。

「認知厨」が流行った時期

2010年〜

「認知厨」の使い方

この前あった握手会行ってたんだよね!どうだった?

自分の推しめっちゃカッコよくて最高だったよ!でも隣にいた認知厨みたいな人がずっと古参アピールしてきてウザかったな

あー。それは最悪だね。今度は私と一緒に行こうよ!

「認知厨」の例文

  1. 推しのことは好きだが、認知厨だとは思われたくないのでコンサート会場ではいつも控えめに応援している
  2. 推しのライブ配信を楽しみにしていたが、認知厨ファンの古参アピールのコメントばかりで、心から楽しめなかった
  3. 周りから認知厨だと思われようと、大好きな推しの為に目立つグッズを持って応援にいくことにした
  4. 配信で推しにギフトを送ると、心無いファンから認知厨扱いされて傷ついた
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