【造語】「死亡フラグ」の意味と例文

読み方

しぼうふらぐ[shibou furagu]

意味

物語やゲームなどのフィクションにおいて、特定の発言やシチュエーションが現れたときに、それがキャラクターの不幸や死を暗示するサインであると感じさせる現象。
特に、ストーリーが展開するにつれて、登場人物が不吉な発言をしたり、楽観的な未来の計画を語ることが多く、これらの状況はキャラクターの死や災難に繋がると視聴者に期待させるものです。

語源

「死亡フラグ」という表現は、コンピューターゲームでイベントの発生を制御する「フラグ」という用語と、そのイベントがキャラクターの「死亡」に関連するという意味から組み合わされた言葉です。
この表現は、アニメやドラマなどのフィクションにおいても一般的に使用されるようになりました。

「死亡フラグ」が流行った時期

2000年代〜

「死亡フラグ」の使い方

昨夜のドラマ、見た?

うん、あの主人公の親友が「戦いが終わったら結婚するんだ」とか言ってたけど、完全に死亡フラグ立ってたよね

本当だよね。ああいうセリフ出ると、もう長くないなって思っちゃう

「死亡フラグ」の例文

  1. 主人公が「俺たちは永遠の友だ」と言ったその瞬間、視聴者は死亡フラグを感じた
  2. 彼女が幸せそうに将来の夢を語り出した時、彼は心の中で死亡フラグが立ったと感じた
  3. 映画の中で、あまりにも平和で幸せな家族の風景が描かれた後、死亡フラグが立ち、実際に悲劇が起こった
  4. 「何があっても生き残る」というセリフが死亡フラグとなり、そのキャラクターは次のエピソードで亡くなった
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