【造語】「塩対応」の意味と例文

読み方

しおたいおう[shiotaiou]

意味

人に対して冷たい態度や無関心な態度を示すこと。特にサービス業などで、客に対して無愛想な対応をすることを指す。また、アイドルや有名人がファンに対してそっけない対応をすることも「塩対応」と表現される。
この言葉は、相手に対する温かみや心のこもった対応が欠けているさまを、味のない「塩」に例えたもの。

語源

「塩対応」という造語は、文字通りの「塩」が示す味の単調さや、保存食品としての乾燥感、無彩色を想起させる特性から来ています。
これらの塩の特性を人の態度に例えたもので、人との関わりにおける温かみや情熱の欠如を表しています。

「塩対応」が流行った時期

2000年代中頃~

「塩対応」の使い方

あの店員さん、全然笑顔がなかったよね。何か機嫌が悪かったのかな?

うん、めっちゃ塩対応された気がする。ちょっと気分悪いかも

「塩対応」の例文

  1. 彼女にメールを送ったけど、返事はいつも塩対応で、ずっと短文だ
  2. 最近の接客業の塩対応は問題になっているが、労働環境を改善すれば変わるかもしれない
  3. 有名になってからの彼の塩対応が話題になっているが、ファンとしてはちょっと寂しい
  4. 先生の塩対応が心配で、何か問題があるのではないかとクラスで話題になった
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