【造語】「ソロ充」の意味と例文

読み方

そろじゅう[sorojuu]

意味

1人でも好きなことをし、楽しく生活したり遊んだりできること。
特に人目を気にせず食事や趣味を満喫する人のことを指すことが多い。

語源

「ソロ充」は、1人でおこなうことという意味を持つ「ソロ」と「充実」を組み合わせて作られた造語で、1人で充実した生活や趣味を満喫している人のことを指します。
SNSなどで友達と遊ぶ姿が多く投稿される現代社会では、一定程度「友達が多い=充実している」とする価値観が存在しているのが事実です。

そんな中2010年ごろ、リアルが充実しているという意味の「リア充」という言葉が生まれました。
「ソロ充」はそんな「リア充」に対する言葉として生まれた言葉なのです。
また「ソロ充」と呼ばれる人たちには主に2つのパターンが見受けられます。

1つ目がカラオケや焼き肉など、元々はグループでの利用者が多かった趣味や食事をあえて1人でおこなうというパターン。
最近では一人カラオケ(ヒトカラ)の人気や、1人焼き肉専門店なども登場しており「ソロ充」の人たちが増えてきたことが伺えます。

もう1つのパターンが、アニメの聖地巡礼や寺院仏閣巡りなど、なかなか友達が見つけられないマニアックな分野の趣味を1人で満喫するというもので、どちらも「ソロ充」に当てはまります。
同じく1人のことを指す「ボッチ」との大きな違いは、人目を気にせず1人での活動を楽しんでいるか否かです。
皆さんも人目を気にせず自分の趣味を1人で満喫し「ソロ充」を目指してみてはいかがでしょうか。

「ソロ充」が流行った時期

2012年〜

「ソロ充」の使い方

この間の連休はどんな事して過ごしたの?

近所のスーパー銭湯行ってサウナ入った後、1人で焼き肉を食べたよ

1人で?めちゃめちゃソロ充してるじゃん!

「ソロ充」の例文

  1. 友達との旅行もいいが、1人旅で好きなところに行ってソロ充するのも気楽で最高だ
  2. 人間関係に疲れたので、最近の休日は読書をしたり散歩をしたりとソロ充を満喫している
  3. 以前はグループ客で賑わっていたこの場所だが、最近はソロ充の人たちも増え、落ち着いた雰囲気を楽しめる場所になった
  4. 近頃はカラオケもお1人様専門ルームが増え、ソロ充に優しい社会になった
おすすめの記事