【造語】「豆腐メンタル」の意味と例文

読み方

とうふめんたる[touhumentaru]

意味

精神的に打たれ弱く、簡単に心が崩れやすい性格のこと。
または、少しのことですぐに落ち込んでしまう性格。

語源

一般的に精神的に弱い人のことを「メンタルが弱い」と表現することから、特にメンタルが弱く心が豆腐のように崩れやすい人を「豆腐メンタル」といいます。
「豆腐メンタル」は元々『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』のアニメオリジナルストーリーを視聴したファンが生み出した言葉だという説が有力です。

登場人物の闇遊戯(やみゆうぎ)のメンタルが、もう1つの人格である武藤遊戯(むとうゆうぎ)のメンタルと比べて弱すぎることを面白がったファンたちが『闇遊戯のメンタル豆腐みたいに弱い』とコメントし始めたのが「豆腐メンタル」の語源とされています。
語感の良さや使い勝手の良さも手伝い、ネットを中心として一気に「豆腐メンタル」という言葉が定着していったのです。

「豆腐メンタル」が流行った時期

2005年〜

「豆腐メンタル」の使い方

今日バイト先で細かいミス何回もしちゃった。明日からもう行きたくないよ

まあたまにはそんなこともあるって。怒られはしなかったんでしょ?

みんなフォローしてくれたけど、またミスしたらどうしようって考えちゃって

豆腐メンタルだなー。誰だって初めはミスるし、明日からまた頑張ればOKだよ

「豆腐メンタル」の例文

  1. 豆腐メンタルがなかなか治らず、授業中に発言を求められるとうまく話せない
  2. 豆腐メンタルを克服しようと思い、人前で堂々と話すトレーニングを開始した
  3. うちの猫は豆腐メンタル丸出しで、お客さんが来るとベッドの下から出てこない
  4. 昔は豆腐メンタルだと言われた時期もあるが、最近では社会にもまれて強くなったと感じる
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