【造語】「残当」の意味と例文

読み方

ざんとう[zantou]

意味

「残念な結果になったが、当然の結果でもある」を略したネットスラング。
派生として「残念でも無いし当然」の略として使われることもある。

語源

「残当」は「残念だが当然」という意味のあるネットスラングです。
元ネタはとしては、2006年にプロ野球球団の読売ジャイアンツ監督の原辰徳監督がリリーフに失敗した豊田清投手を非難する際に使ったコメントに由来しています。
ここから主にインタネット掲示板の野球スレで多く使われるようになり、SNSの発達とともに一般にも浸透していきました。

本来は「残念だが当然」という意味を持つ「残当」ですが、その派生として「残念でも無いし当然」という意味で使われることもあります。
特定の相手に対して上から目線での発言だととられかねない可能性もある言葉なので、使用する際は充分に気を付けるべきでしょう。

「残当」が流行った時期

2006年〜

「残当」の使い方

余裕こいてテスト勉強してなかったあいつ、結局赤点だったらしいよ

残当だね。俺も結構勉強したのに、ギリギリ平均点くらいでめっちゃ難しかったもん

たしかにテスト勉強してないやつが悪いよね

「残当」の例文

  1. ゲームのし過ぎで寝不足になり、居眠りをして怒られたが残当だと思う
  2. 荷物が増えるのが嫌で、雨の天気予報なのに傘を持たずに外出してしまった。結局土砂降りに合って苦労したことも残当である
  3. 食べ放題の店で調子に乗って食べ過ぎた結果、気分が悪くなってしまった。残党である
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